「同じ墓に入りたい」高虎と家康の関係解説 「三重シニア大学」で深見さん講義

【藤堂高虎と徳川家康の関係について話す深見さん(左端)=津市西丸之内の津リージョンプラザで】

【津】元気な高齢者の学びと交流の場「三重シニア大学」が20日、津市西丸之内の津リージョンプラザであった。津城や津藩祖藤堂高虎に関する著書がある元小学校教師の深見和正氏(62)=津市=が、高虎と徳川家康との関係を中心に解説した。

深見氏は高虎が生涯で26の城を造り築城の名人として知られることや、家康に「高虎と同じ墓に入りたい」と言われるほど信頼を得ていたことなどを紹介した。

午後には一志町の「JAみえなか郷土資料館」でガイド団体の一志町歴史語り部の会がカイコの飼育展示を案内した。

同講座は松阪市の介護支援事業所「感謝の丸(わ)」が、奈良県を拠点にする「奈良シニア大学」の姉妹校として今年4月に55歳以上を対象に開講。講座は月2回で毎回午前に座学、午後に探訪がある。受講料は月2回6600円(1回の場合4400円)。随時申し込みを受け付けており初回の受講は無料。

古田晃大代表(46)は「気軽に足を運び楽しく学ぶことを体感していただきたい」と話した。申し込み、問い合わせは三重シニア大学事務局=電話0120(860)228=へ。