松阪祇園まつり、来月4年ぶり本格開催 観光協がポスター作成

【松阪祇園まつりのポスター】

【松阪】三重県の松阪市観光協会はこのほど、同市中心商店街で7月15、16の両日開く「松阪祇園まつり」のポスターを2100枚作成した。コロナ禍で中止や縮小が続き、4年ぶりの本格開催となる。

祇園まつりは初午(はつうま)大祭、氏郷まつりと並ぶ松阪三大まつりの一つ。呼び物は15日宵宮の「三社みこし」。「チョーサヤ、チョーサヤ」の掛け声とともに、松阪、御厨(みくりや)、八雲の三神社のみこしを千人余りが担いで市街地を練り歩き、日野町交差点に集まる「練り込み」で最高潮を迎える。

ポスターは「新時代の幕開け」のタイトルを入れ、みこし渡御の絵と関連する小若みこしや町内子どもみこし、踊りの写真を載せ、まつり全体を紹介している。自治会、同協会会員、市内観光施設などに配布する。

前回は人出が13万人あり、露店が140店舗並んだ。