【度会郡】三重県玉城町原のアスピア玉城でハンゲショウが見頃を迎えた。緑色の葉が白く色づき、涼やかな光景が広がっている。6月末ごろまで。
ハンゲショウはドクダミ科の多年草。夏至から11日目の「半夏生」の時季に開花することや、葉の半分が白く色づき化粧をしているように見える「半化粧」から名前が付いたといわれている。
アスピア玉城にある町営温泉施設「ふれあいの館」の前を流れる小川には、高さ約50㌢―1㍍に成長したハンゲショウ約150本が自生し、訪れた人の目を楽しませている。
同町観光協会の担当者は「涼しげで葉の白い部分がきれいなので、ぜひ見に来てもらえれば」と話した。