空き店舗への出店に補助金 亀山市が第2次募集

【亀山】三重県亀山市は、市内の空き店舗への出店を支援する、「空き店舗等活用支援事業補助金」の第2次募集の受け付けを開始している。7月14日まで。

平成30年度から実施している同事業は、空き店舗の解消により、商業の活性化とまちのにぎわい創出を目的に、出店に対し改装費用の一部を補助する制度。令和4年度までで、飲食関係や土産店、着物のレンタル店など計10店舗が、補助金制度を活用している。

今年4月の第1次募集では、数件の問い合わせはあったものの、事業には至らなかった。

補助金対象事業は、飲食、小売り、サービス業などの業種▽1日4時間以上、かつ1週間あたり4日以上営業▽2年以上営業を継続▽改装などの工事は市内の業者とする▽亀山商工会議所が推薦―など10項目全てに当てはまることとしている。

補助金は、内外装、設備、看板設置などの工事費の2分の1で上限100万円。ただし、交付対象者が女性または35歳未満は上限150万円。対象区域は、市が定める立地適正化計画に位置付ける都市機能誘導区域内の空き店舗。

市商工観光課職員は「お店を持ちたいと検討している人は、ぜひこの機会に補助金を活用してもらえれば」と呼びかけている。問い合わせは同課=電話0595(84)5049=へ。