
G7三重・伊勢志摩交通大臣会合に参加したウクライナのオレクサンドル・クブラコフ副首相は17日、県が志摩観光ホテルに設けた展示ブースを訪れ、一見勝之知事から記念品を受け取った。
県が贈ったのは「桑名の千羽鶴」と、各国の大臣らに贈呈したものと同じ真珠のラペルピン。千羽鶴は同国と日本の国旗に使われている4色で彩った。橋爪政吉志摩市長も組子をあしらった文箱を贈った。
また、県はウクライナの子どもたちに食べてもらおうと、井村屋(津市)のカステラ128袋と、マスヤ(伊勢市)の「ピケエイト」60袋を贈呈。同国の日本大使館を通じて後日、現地に届けるという。
一見知事はクブラコフ氏に「ウクライナに平和が戻ることを祈っている」と伝えた。クブラコフ氏は一見知事に絵皿を手渡して「三重県に来ることができて良かった」と話していたという。