作業療法体験会の高校生参加者募集 7月24―29日に鈴鹿57カ所で

【参加を呼びかける島崎准教授=鈴鹿市岸岡町の鈴鹿医療科学大学で】

【鈴鹿】四日市市山田町の小山田記念温泉病院に事務局を置く県作業療法士会(田中一彦会長)は、7月24―29日に県内全域の病院や老人保健施設など57カ所で、高校生を対象にした「作業療法体験会・見学会」を実施する。参加者を募集している。締め切りは今月23日。

作業療法士の認知度を高め、理解を深めてもらうのが狙い。新型コロナウイルス感染症の影響で、現場での開催は四年ぶりとなる。

見学施設ごとに体験内容や実施日などは違う。おおむね半日程度。

参加希望者は各高校の進路指導担当を通じ、希望施設や日程などを選んで応募する。

同会啓発部長の島崎博也鈴鹿医療科学大准教授(50)は「作業療法士がどんな仕事をするのかを知ってもらういい機会になれば。体験することでより理解が深まる」と話した。

問い合わせは島崎准教授=電話059(383)9208(内線9353)=へ。