新型コロナ4週連続増 三重県内、前週の1.22倍

三重県は13日、県内の新型コロナウイルス感染状況を公表した。先週(5―11日)に医療機関から報告された新規感染者数は一定点当たり平均5・65人で、前週の1・22倍。4週連続で増加した。

保健所管内別の1定点当たり新規感染者数は、桑名13・1人▽四日市4・1人▽鈴鹿5・6人▽津5・18人▽松阪3・5人▽伊勢4・09人▽伊賀3・88人▽尾鷲1・5人▽熊野7・5人―となった。

13日現在の病床使用率は9・7%で、前週の同じ曜日と比べて3・4ポイントの上昇。入院中の感染者は42人で前週同一曜比で15人の増加。確保病床を7床増やし、434床とした。重症者はいない。

県の感染症情報・検査プロジェクトチームは「先週に比べると新規感染者数の伸びは緩やかになったが、増加傾向にあることに変わりはない。全国的に増加していることが理由だと考えられる」としている。

一方、県は6日に発表した先月29日から1週間の感染状況で、4・51人としていた1定点当たり新規感染者数の平均を4・65人に訂正。桑名保健所がシステムの入力を誤ったことが原因としている。