南、千葉、芦川が世界体操代表 杉本と杉野は選出ならず

体操の世界選手権(9~10月・ベルギー)日本代表最終選考会を兼ねた全日本種目別選手権最終日は11日、東京・国立代々木競技場で決勝が行われ、男子は南一輝(エムズスポーツクラブ)と千葉健太(セントラルスポーツ)、女子は芦川うらら(日本体育大)が代表に決まった。

男女ともに5人で団体総合のチームを組んだ場合に貢献度の高い選手が選ばれた。県関係では、男子平行棒で杉本海誉斗(相好体操クラブ)、同あん馬で津市出身の杉野正尭(徳洲会体操クラブ)=鹿児島県スポーツ協会=が優勝を果たしたが代表選出は逃した。

南は床運動を15・133点で5連覇し、14・783点で初優勝の跳馬と2冠を達成した。初代表の千葉はあん馬と平行棒で4位、つり輪で5位。芦川は平均台で4位だった。