「モリワキ」の2輪マシン展示 鈴鹿市、新名神鈴鹿PAに2台 三重

【展示されたモリワキモンスター(手前)とモリワキZERO-X1=鈴鹿市山本町の鈴鹿PAで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市は同市山本町の新名神高速道路鈴鹿PA「PIT SUZUKA」の地域資源PRコーナーで、2輪レース活動やカスタムパーツ製造・販売で「MORIWAKI」として、知名度が高いモリワキエンジニアリング=同市住吉町=の2輪マシン2台を展示している。8月8日まで。

展示車両はいずれも「MORIWAKI」の名前を世界に知らしめた代表的なマシン「モリワキモンスター」と「モリワキZERO-X1」で同社から借りた。

モリワキモンスターは昭和56年の第4回鈴鹿8時間耐久ロードレースで新人のワイン・ガードナー選手が、2分14秒76という鈴鹿8耐コースレコードを樹立した時のマシン。ゼッケン番号は14。

「モリワキZERO-X1」は昭和58年の鈴鹿4時間耐久ロードレースで、福本忠、宮城光両選手により予選34位から劇的な優勝を果たしたマシン。ゼッケン番号は2。

8月に鈴鹿サーキットで開催する鈴鹿8耐のPRと、同社が9月に創立50周年を迎えることを記念した展示。

担当の商業観光政策課は「モリワキの偉業を通じてモータースポーツのまち鈴鹿や鈴鹿8耐とのつながりを感じてもらえれば」と話した。