「会長をしっかりサポート」 中森県議長、全議副会長の就任向け 三重

【初の定例記者会見に臨む中森議長=県議会議事堂で】

中森博文三重県議会議長は5日、就任後初の定例記者会見に臨んだ。全国都道府県議長会(全議)の副会長に就任する見通しとなっていることについて「会長をしっかりサポートしたい」と抱負を語った。

中森議長は会見で、全議の副会長就任について「県議会として恥ずかしくない立派な副会長としてやっていこうと、心を新たにしている。副会長と言えども重責を負うことに変わりはない」と述べた。

中森氏が議長に就任する前の4月時点では、三重県議会が全議の会長就任に名乗りを上げていた経緯に触れた上で「当時は他県の情報が入っていなかった。最終的には富山県が手を挙げた」と語った。

また、議長選の所信表明会で、議長任期は「いったん1年とし、特別な事情があれば改めて信を問う」と述べていたことについて、任期を2年とする全議会長の就任を想定した発言だったと説明した。

東海北陸7県議会議長会は先月30日の会議で中森氏の副会長推薦を決定。会長には富山県議会の山本徹議長を推薦することを決めた。今月20日に開かれる全議の臨時総会で正式に決定する見通し。