花しょうぶまつりにぎわう 亀山、演奏やダンス披露も 三重

【ハナショウブの花を撮るアマチュアカメラマンら=亀山市若山町の亀山公園菖蒲園で】

【亀山】三重県亀山市若山町の亀山公園菖蒲園(しょうぶえん)で4日、4年ぶりに「第24回花しょうぶまつり」(同実行委員会主催・鈴木壽一会長)が開催され、市内外から多くの人らが、百種類1万2千株の咲き誇るハナショウブを楽しんだ。

来賓あいさつで櫻井義之市長は「県下に誇る百種1万2千株のハナショウブの花で、乾いた心を吹き飛ばし、爽やかな一日を楽しんでください」と話した。

公園内では、市立亀山中学校吹奏楽部による「ジャンボリミッキー」の演奏とダンスで祭りが始まった。幼児と小学生対象の写生大会や一般参加の写真コンテスト。亀山みそ焼きうどんの販売などのほか、裏千家「淡交会」による野だてで、来園者らをもてなした。

第21回花しょうぶまつりの写真コンテストで最優秀賞を受賞した、井上英勝さん(81)=同市太岡寺町=は「色鮮やかなハナショウブの花と祭りのにぎわいが伝わる写真を撮り、最優秀賞を狙います」とシャッターを切っていた。

【「ジャンボリミッキー」の演奏とダンスを披露する市立亀山中学校吹奏楽部=亀山市若山町の亀山公園菖蒲園で】