【桑名】三重県四日市市ときわの画家、奥野穂さん(64)の個展が、桑名市南寺町のギャラリー寺町で開かれている。精密に描いたリンゴの絵を紹介している。11日まで。5、6の両日は休み。
アクリル絵の具と特殊な塗料で仕上げた作品28点を並べた。縦長の手作りのキャンバス12枚を使って縦1・7メートル、横2・5メートルの一枚の絵に仕上げた作品は、籠に盛られた果物を描き、浮遊するリンゴの動きを表現した。
奥野さんは約50年にわたり、リンゴをモチーフにした作品を手がけている。次は10年ぶりに人物画に取り組むそうで、「大作に挑戦したい」と意欲を燃やしている。