松本、佐々木が1500メートル初V 三重県高校総体・陸上

【写真右から、陸上競技男子1500メートル決勝 ゴール直前でラストスパートをする佐々木快斗(相可)と、陸上競技女子1500メートル決勝後、一緒にレースを走った後輩と健闘をたたえ合う松本未空(鈴鹿=右)=スポーツの杜伊勢で】

令和5年度三重県高校総合体育大会は26日、県内各地で陸上競技、サッカー、ラグビーなどが行われた。伊勢市宇治館町のスポーツの杜伊勢陸上競技場で行われた陸上競技女子1500メートルは、同種目の県高校記録(4分22秒05)保持者で昨年10月のJOCジュニアオリンピックカップU18陸上競技大会優勝の鈴鹿3年、松本未空が初優勝した。

予選、決勝と1度も首位を譲ることなく圧勝した。決勝のゴールタイムは4分36秒76だった。男子1500メートルは相可2年の佐々木快斗が3分55秒54で初の頂点に立った。

女子砲丸投げは松阪商3年の川北海万梨が13メートル38でこの種目2連覇。女子100メートル障害は鈴鹿2年の後藤杏実が大会記録を塗り替える13秒91で2年連続2度目の優勝を果たした。

ラグビーは昨年から始まった女子の部で四日市メリノール学院が2連覇。男子の部は朝明と四日市工が準決勝を突破し、28日の決勝進出を決めた。サッカー男子は、大雪の影響で決勝が行われなかった今年1月の県高校新人大会で両校優勝した海星と四日市中央工がいずれも準決勝を勝ち上がり、28日の決勝に進んだ。