70代5人が作品展示販売 亀山、陶芸や木工450点 三重

【陶芸と趣味を楽しむ会の小坂館長(左から2人目)ら=亀山市布気町の亀山まちかど博物館「古民家ギャラリー」で】

【亀山】三重県亀山市在住の70代男女5人のグループ「陶芸と趣味を楽しむ会」の作品展示販売展が26日、同市布気町の亀山まちかど博物館「古民家ギャラリー」(小坂洋子館長)で始まった。28日まで。午前10時―午後5時。コロナの影響で令和2―4年の3年間は中止し、4年ぶりとなる。

5人は、陶芸作家の小坂洋子さんと江藤洋子さん、木工芸作家の三谷三男さん、古布作家の三谷あい子さん、刻字作家の小坂一さん。

作品は、湯飲みや香炉の陶器、古布を使った今年のえと「ウサギ」や来年の「辰」のほか、ケヤキ板に彫った「黙如雷(もくにょらい)」の刻字、ハマグリの貝に絵を施した「貝合わせ」など、計約450点が並ぶ。

小坂館長は「コロナの影響で3年間展示会を中止し、作品作りにも気が入らなかったが、ようやく開催できることへの喜びを感じ、春から作品作りに取り組んだ」とし、「5人それぞれの力作を見て、手にとって楽しんでもらえれば」と話していた。

問い合わせは同館=電話0595(82)4333=へ。