【伊勢】高校生が主体となりまちづくり活動を企画、実践する「高校生いせミライプロジェクト」の任命式がこのほど、三重県の伊勢市役所で開かれた。任命された市内の高校に通う15人が、来年３月までの期間、地域活動に取り組む。
プロジェクトは、若い世代にまちづくりに参加するきっかけにしてもらいたいと、市が、市内在住や在学の高校生に参加を呼びかけ、昨年度から実施している。初年度は15人が、観光パンフレットの作成や、スポーツ大会の企画運営など三つの事業を手がけた。
今年度参加するのは、公募で集まった高校１、２年生の15人。任命式で、鈴木健一市長から、一人ずつ任命書を受け取った。
続いて、メンバーはグループに分かれ、自己紹介や活動のアイデアを出し合い、「伊勢市の魅力を発信して、若い人にもっと来てもらいたい」「イベントを実施して盛り上げたい」「観光客に、伊勢の好きなところを伝えたい」などと熱意を語り合った。
来月、企画会議で具体的な取り組み内容を決め、本格的に活動をスタートさせる。