10周年を餅まき祝う 亀山の川崎地区まち協

【櫓の上から餅や菓子をまく原会長(右から3人目)と櫻井市長(同4人目)ら=亀山市川崎町の川崎地区コミュニティセンターで】

【亀山】三重県の亀山市川崎地区まちづくり協議会(原重孝会長)は21日、同市川崎町の川崎地区コミュニティセンターで、同協議会設立10周年を祝う記念式典を開催した。

櫻井義之市長や森美和子市議会議長、衆議院議員のほか、川崎小学校長、同地区14自治会長ら関係者計約46人が出席した。

また、初代会長の竹中茂徳さん(80)と2代目会長を務めた富尾信隆さん(75)の歴代会長2人に感謝状を贈呈した。

原会長(75)は「設立後、協議会として3大行事「文化祭」「熟年の集い」「ふれあいフェスタ」など3世代にわたる交流を重ねてきた」とし、「地域の皆さまとともに、川崎に住んでよかったと思える元気で活気のあるまちづくりを目指します」とあいさつした。

櫻井市長は「住民自治の地域との連携により、協議会の理想像として育まれてきた10年間の活動が、さらに発展されることを願っています」と祝辞した。

会場の屋外では、仮設櫓(やぐら)から餅や菓子まき、同市葛葉太鼓保存会による和太鼓の演奏や市内のアマチュアバンド「こまつな」が歌を披露し、記念式典を盛り上げた。

同協議会は平成25年4月14日、川崎地区14自治会を中心に市内で最初となるまちづくり協議会を設立。その後、昼生地区が2番目に設立され、同28年度に市内全域に22地区まちづくり協議会が設立している。