バス運転を体験 県内外から24人 仕事説明会も 四日市

【説明を聞きながら機器を操作する参加者=四日市市新正の四日市自動車学校で】

【四日市】三重交通(津市中央、竹谷賢一社長)と、中部運輸局三重運輸支局、県バス協会は21日、四日市市新正の四日市自動車学校でバス運転体験会を行った。平成26年から始め12回目の開催。

バス運転士職に興味を持っている人を中心に募集を行い、今回は午前午後の二部で10~50代の男女計24人が県内や東海、関西などから集まった。

体験会では、運転席の目元や足元などの状況が座席部分から確認できる大型モニター、補助ブレーキなどを搭載した専用の安全運転研修車などを使用。参加者は教習員の指導のもと機器の操作や教習所内での運転を体験した。

また、体験の後には同社と三交伊勢志摩交通、三重急行自動車、八風バスらグループ会社による合同の仕事説明会も行われた。

三重交通の坂野和哉人事部長は「バスの運転士は特殊な仕事というイメージをもたれがちだが、この体験を通してバスを運転する楽しさや魅力を知っていただければ」と話した。