色とりどり花と香り 亀山で「春のばら展」 三重

【鉢植えや切り花などのバラの花が並ぶ会場=亀山市東御幸町のSC「亀山エコータウン」で】

【亀山】三重ばら会北勢支部亀山地区(所啓子代表)は20日、亀山市東御幸町のショッピングセンター「亀山エコータウン」で「春のばら展」を開催。買い物に訪れた市民らが、色とりどりのバラの花と香りを楽しんだ。21日まで。午前10時―午後4時半。

21日午後4時から、展示している切り花を花束にしてプレゼントするという。

会場には、会員9人が自宅の庭などで栽培した、真っ白な花「白鳥」や黄色の「グラハム・トーマス」のほか、濃いピンク色の花「クロード・モネ」などの鉢植えや寄せ植え、切り花計約100点が並ぶ。

会員で約20年前から、自宅で50鉢ほどのバラを栽培している西川美代さん(74)=同市山下町=は「1年間で3回花が咲く『四季咲き』品種のバラを栽培しています」とし、「咲き始めた花に『きれい』と声をかけています」と話していた。

所代表は「今年は例年に比べて咲き始めが10日ほど早かったが、会員の皆さんが丹精込め栽培したバラの花を見て楽しんでもらえれば」と、会場内を見守っていた。