![web08◎陶芸コンペ受賞作品展示](https://www.isenp.co.jp/wp-content/uploads/2023/05/c4ec6d1e5826aa01866bb78a4e61f5ba.jpg)
【四日市】萬古陶磁器振興協同組合連合会が主催する「四日市萬古陶磁器コンペ2023」の入選作品の展示が18日、三重県四日市市陶栄町のばんこの里会館で始まった。今回で37回目。今年のテーマは「ほっこりどうぶつの器」。動物をモチーフにした食器や急須、花入れなど64点が並んだ。21日まで。
グランプリに選ばれたのは、伊賀市の南出学さんの「ヤギの赤ちゃんとお母さんヤギの注器」。3匹のヤギの親子の表情が愛らしく、口の部分が注ぎ口になっている。
アマゾン川に生息する巨大魚「ピラルク」が付いたカップ、鳳凰(ほうおう)や龍(りゅう)が描かれた茶わん、ワニの背中にのったふた物など、個性豊かな作品がそろう。
コンペの実行委員長を務めた陶芸家の水谷満さん(65)は「食卓に並んだら会話が弾むような楽しい作品がそろっている。ぜひ見に来ていただけたら」と話した。