さいくう西脇殿歴史フォーラム開講 明和町・斎宮歴史博物館、初回は27日 三重

【多気郡】斎宮歴史博物館は27日午後1時半から、明和町斎宮の「さいくう平安の杜(もり)」西脇殿で、第1回さいくう西脇殿歴史フォーラム「方格街区の造営拠点を探る」を開く。参加費無料。

同フォーラムは同館職員が講師を務め、斎宮や周辺地域の歴史や文化を学ぶ講座。年間4回開催し、第2回以降は②7月22日「斎宮寮庁の地で聞く斎宮寮のはなし」③9月16日「もう一つの斎王・賀茂斎院の世界」④11月18日「奈良時代の斎宮をめぐる地域事情―飯高諸高の活躍と飯高氏―」。

初回は奈良時代から平安時代前期にかけて整備された方格街区を取り上げる。造営拠点とみられる大型掘立柱建物跡群などが街区外側で見つかった。

当日午後1時から会場で受け付け、先着60人。問い合わせは同フォーラム係=電話0596(52)3800=へ。