【鈴鹿】三重県鈴鹿市の鈴鹿農業協同組合(JA鈴鹿)は17日、同市地子町のJA鈴鹿本店で「すずか女性大学」の入校式を開催した。本年度は管内の20―50代の38人が、料理教室や家庭菜園など計10回の講座を受講する。
入校式には28人が出席。谷口俊二組合長は「農業や食、健康や暮らしなど生活で役立つ知識を身につけていただき、仲間づくりを通じて一緒に地域を盛り上げ、地域活性化の一翼となっていただきたい」とあいさつした。
同大学は、自分磨きと仲間づくりを通じて女性活躍につなげるとともに、農協の取り組みへの理解を深めるのが狙い。今年で11年目。
参加者の一人、同市南玉垣町の川崎博子さん(47)は「普段できない貴重な経験ができるので、ことしで3回目。中でも焼き肉のたれ作りは、本当においしいので楽しみにしている」と話していた。
この日は開校式のほか、初回講座「資産形成・運用セミナー」があり、JA三重信連の村田智文主査が講義した。