ふれあいカレッジが開講 32科目、学習や体験 三重・津

【瀧会長(左)に決意を述べる受講生代表の永澤さん=津市一身田上津部田の県総合文化センターで】

【津】高齢者が学び交流する場「第13期ふれあいカレッジ」の開講式が16日、三重県津市一身田上津部田の県総合文化センターであった。55―78歳の女性16人、男性11人が10月までの半年間さまざまな学習や体験計32科目を受講する。

高齢者の仲間作りと社会参加を目的に活動するボランティア団体「ふれあい長寿津」が実施する赤い羽根共同募金配分事業。

式では同団体の瀧薫代表(83)が「仲間と社会貢献する生き方を実践すると人生は豊かになる。人生100年時代主役は皆さん。久しぶりの学生生活を満喫し、たくさんの友だちを作って」と激励した。

受講生を代表し、永澤映二さん(65)=南が丘=が「初心忘れず向上心を忘れず仲間と共にこれからの半年間を有意義に過ごしていく」と決意を述べた。

同カレッジは平成23年から10回開催し384人が修了している。この日は開講式後前葉泰幸市長による特別講話「津のいま・みらい」があった。