三十三FG、経常利益78%増87億円 23年3月期決算

【四日市】三十三フィナンシャルグループ(FG)は12日、2023年3月期連結決算を発表した。経常収益は前年同期比6・5%減の659億100万円、経常利益は78・9%増の87億3700万円となった。

三十三銀行単体では、経常収益が6・4%減の514億8700万円、経常利益が20・0%増の89億1400万円となった。本業のもうけを示すコア業務純益は、経費が合併・システム統合関連費用の減少を主因に51億円減少したことにより、51・7%増の101億9800万円となった。

24年3月期通期の業績予想は、三十三FGが経常利益73億円、当期純利益53億円を、三十三銀行が経常利益80億円、当期純利益61億円、コア業務純益92億円、業務純益111億円を見込んでいる。