家庭菜園作り、子どもら体験 松阪の農業屋で教室

【ミニトマトの苗をプランターに植え付ける参加者=松阪市川井町の農業屋で】

【松阪】クラギ(三重県松阪市川井町、竹内秀樹社長)が運営する農業屋で13日、小学生向けの子ども家庭菜園教室があり、松阪市内から20人が参加した。

同教室は同社の創業420年と会社設立60年を記念して開催。野菜苗の植え付けから収穫までを体験することで子どもたちに野菜作りの大変さや採れたての野菜のおいしさを伝えようと、県内外の農業屋計16店舗で行われた。

松阪インター店で行われた教室では、子どもらが同社のスタッフから教わりながらプランターに土を盛り、ミニトマトの苗を植え付けた。植え付けたプランターは参加者がそれぞれ自宅に持ち帰りその後も育てる。

同市から参加した高橋寿斗君(11)は「苗をプランターに植え付けるのが楽しかった。大きくなるのが楽しみで、早く食べてみたい」と感想。同社の松岡秀樹商品部次長は「野菜や植物を植え、育てることの大切さを知ってもらうきっかけとなれば」と期待した。