事故根絶に取り組もう 春の全国交通安全運動イベントで四日市市長 三重

【春の全国交通安全運動を啓発する園児と参加者ら=四日市市泊小柳町のイオンタウン四日市泊店で】

【四日市】春の全国交通安全運動初日の11日、「めざせ事故ゼロ!みんなの交通安全」をスローガンに、三重県警四日市南署(藤井淳夫署長)は同市泊小柳町のイオンタウン四日市泊店1階広場で「交通安全イベント」を開いた。同署と南地区交通安全協会など7団体約100人が参加した。同運動は20日までの10日間。

森智広市長が「コロナのフェーズが変わり活動が活発化する。緊張感を持って事故根絶に取り組もう」、藤井署長は「市内で昨年は8人、今年はすでに5人の尊い命が交通事故によって失われている。事故防止のため交通ルールをしっかり守ろう」と、それぞれあいさつした。

信号機のない横断歩道での停止向上を図り、横断歩行者の交通事故ゼロを目指す「ACTION38」推進モデル事業所3社による決意表明に続き、市立泊山幼稚園児らは「道路で遊ばない」などと元気に交通安全宣言をした。県警マスコットの「ミーポくん」と市のマスコット「こにゅうどうくん」も参加し、啓発イベントを盛り上げた。

イベント後、同店出入り口で利用客らに交通安全とともにテロ防止を呼びかける啓発活動もあった。