三重県内受章者に勲章 春の叙勲伝達式

【一見知事(右端)から叙勲の伝達を受けた受章者ら=県庁で】

三重県は9日、令和5年春の叙勲の伝達式を県庁で開いた。一見勝之知事が県内の受章者らに勲記と勲章を手渡し、長年の功績をたたえた。

県によると、県内では56人が今春の叙勲を受章した。このうち県が総務省と厚生労働省に上申していた10人が、この日の伝達式に出席した。

一見知事は受章者を前に勲記を代読。「今日の発展は皆さまの熱い思いと努力のたまもの。豊富な経験と優れた見識で今後の活躍を期待する」と祝辞した。

元県職員で瑞宝小綬章を受けた東地隆司さん(70)は式後の取材に「受章は大変光栄でありがたい。職員や家族に感謝している」と話していた。