大型連休中の船舶事故は4件 鳥羽海保が公表 三重

【鳥羽】三重県の鳥羽海保は9日、春の大型連休(4月29―5月7日)期間中のマリンレジャーに関する事故状況を公表した。船舶事故は4件(前年比3件増)だったが、人身事故の発生はなかった。

船舶事故の内訳は、係留中の漁船が風浪によりあおられて流出した無人漂流が1件、プレジャーボートの燃料欠乏と機関故障が1件ずつ、漁業区画に進入して網とスクリューが絡まる事故が1件発生した。

島田達也交通課長は「基本的な事項を確認していれば防げた事故も多かった。あらためて見張りの徹底や出航前の点検をお願いしたい」と呼びかけていた。