歩行者優先を推進 ステッカー寄贈、交通安全協会へ 四日市の小松エンジニアリング 三重

【贈呈式を終えた小松会長(手前右から2人目)ら=四日市市新正の四日市南署で】

【四日市】三重県四日市市上海老町の小松エンジニアリング株式会社の小松平太郎会長は9日、四日市南署を訪れ、四日市南、北、西の3地区の交通安全協会に「ACTION38ステッカー」1200枚を寄贈した。

「ACTION38」は県警独自の取り組みで、信号機のない横断歩道での停止向上を図り、横断歩行者の交通事故ゼロを目指している。道交法第38条(横断歩道等における歩行者等の優先)の「38」を引用した広報用ステッカーを業務用車両に貼付して、横断歩道での歩行者優先をより一層推進する「ACTION38キャンペーン」を展開している。

式典には、小松会長(86)と藤井淳夫南署長、景井憲一北署長、西脇秀樹西署長、3地区の交通安全協会の和田博会長、内田秀会長、三輪和行会長ら関係者16人が出席。西地区交通安全協会顧問でもある小松会長は「信号機のない横断歩道での子どもの交通死亡事故防止に役立てていただきたい」と話し、3地区の会長にステッカーを手渡した。

3署を代表して藤井南署長は「平素から警察活動への理解と支援に感謝。安全協会とタッグを組み、ご寄贈の啓発ステッカーを有効に活用していきたい」と謝辞を述べた。