神都LCが伊勢市へ30万円寄付 子どもの貧困対策に 三重

【鈴木市長に寄付を手渡した藪野会長(左)=伊勢市役所で】

【伊勢】神都ライオンズクラブ(三重県伊勢市)は9日、子どもの貧困対策に役立ててもらおうと、市に30万円を寄付した。

クラブは、青少年健全育成事業として、生活困窮家庭の子どもらへの支援に力を入れている。今回、クラブ結成40周年の記念Tシャツの販売収益や、昨年開催した一般向けのテーブルコーディネート有料講座の収益などと、クラブからの寄付を合わせて贈った。

市役所に藪野裕道会長(70)らが訪問し、鈴木健一市長に手渡した。藪野会長は「生活困窮世帯の学習支援事業などに、有効に活用してもらえたら」と話した。

クラブはまた、子育てや困窮家庭の支援などに取り組む、NPO法人藍ちゃんの家(伊勢市)に3万円、NPO法人玉絆(玉城町)に5万円をそれぞれ寄付した。