外周園路を歩き、地球一周4万キロ目ざす 亀山サンシャインパークで

【参加者カードに記入する家族連れ=亀山市布気町の亀山サンシャインパークで】

【亀山】三重県亀山市布気町の県営都市公園「亀山サンシャインパーク」を管理・運営する「亀山サンシャインパークグリーンメンテナンス」(北川亨代表)が企画したユニークなイベント「みんなで地球一周」が三日から、同公園で始まっている。

イベントは、公園の外周園路(約1キロ)を散歩する人を対象に、参加した人らが歩いた合計距離で地球一周(約4万キロ)を目指す。参加者らは、公園内事務所前に設置した参加者カードに、何人で何回歩いたかを自己申告する。

地球一周のコースは西周りで、世界20数カ国を巡るルート。韓国から中国、ヨーロッパを経由し、アフリカ大陸からアメリカ大陸を渡り、約一年で4万キロに到達する予定。5日現在、合計距離は約366キロで、日本海の島根県沖から、韓国に向かっている。

スタートして4日目の6日、鈴鹿市内から妻と子ども2人の4人で遊びに来た30代の男性は「面白い企画ですね。4人で一周を歩き、合計距離4キロを協力しました」と話した。

同公園の管理人は「世界が一つに、平和を願いながら公園を散策しながら歩いてもらえれば」とし、「年齢を問わず、誰でも何回でも参加できます」と公園内を見回っていた。