神宮奉納花火、4年ぶり開催へ 7月15日、有料観覧席販売も 三重

【前回の伊勢神宮奉納全国花火大会のスターマイン(同大会委員会提供)】

【伊勢】三重県伊勢市の夏の風物詩「伊勢神宮奉納全国花火大会」が7月15日、市内の宮川河畔で開催される。コロナ禍の影響で、4年ぶりの開催。有料観覧席の市民先行販売が、10日から始まる。

同花火大会は、昭和28年の伊勢神宮式年遷宮を記念して開かれたのが始まり。日本3大競技花火大会の一つとされる。新型コロナの感染拡大で、2020年から中止が続いていた。

当日は「打上花火の部」と「スターマインの部」で構成され、全国の花火師約40社が参加。約9000発が打ち上げられる。

有料観覧席は、右岸エリアに、指定席(6人用・2万1000円)、個人自由席(3500円)、カメラ席(5000円)、ペア指定席(1万円)の4種類。左岸エリアに、いす指定席(4000円)、個人自由席(3000円)、指定席(6人用・1万8000円)の3種類を用意。市民先行販売は10、11日の2日間、チケットぴあ専用サイトと専用電話で受け付ける。一般販売は12日から、インターネットやコンビニで開始する。詳細は、大会ホームページに掲載。

花火大会委員会事務局は「安全安心を第一に、ゆとりをもって4年ぶりの花火大会を楽しんでほしい」と話している。

問い合わせは事務局の市観光振興課=電話0596(21)5542=へ。