津で女性3人相次ぎ特殊詐欺被害 計350万円 カードを手渡し

【津】津署は2日、津市内の70代女性3人が相次いでキャッシュカードをだまし取られる被害に遭ったと発表した。カードを使って合計350万円が引き出される被害があり、預貯金詐欺とみて調べている。

同署によると、4月28日午後1時半から4時10分にかけて、市役所職員を名乗る男らからそれぞれに「還付金を振り込むので暗証番号を教えて。キャッシュカードが古いので新しいのと交換する」などと電話があり、女性らは指示に従う形で自宅に訪れた男に封筒に入れたカードを手渡し、だまし取られたという。

それぞれ金融機関からの履歴の確認や同署への情報提供などから発覚した。その日のうちにそれぞれの口座から数回に分けて100―150万円が引き出されていたという。