皇學館大が9季連続11度目の優勝 三重学生野球春季リーグ

【皇學館大―四日市大 一回表、2死から右前打で出塁した3番井田を右中間を破る先制適時二塁打で返した皇學館大4番村田。塁上で小さくガッツポーズ=四日市市の霞ケ浦第一球場で】

東海地区大学野球連盟の三重学生リーグ令和5年度春季リーグ戦(伊勢新聞社など後援)は2日、四日市市羽津甲の市営霞ケ浦第一球場で2試合があり、皇學館大が四日市大との2回戦を9―2で制して、全勝優勝で9季連続11度目のリーグ優勝を飾った。

皇學館大は、平成27年以来2度目となる全日本大学野球選手権(6月・明治神宮球場など)出場を目指し、岐阜、静岡の各県リーグ1位校と優勝を争う東海地区大学春季選手権(20日・ダイムスタジアム伊勢)に進む。

令和元年以降はいずれも準優勝で、あと一歩で全国大会の切符を逃している。リーグ優勝を決めた後は歓喜の輪を作らず、整然と試合後のあいさつに臨んだ。4年生の岡田一晟主将は「皆で喜ぶのは目標の神宮で勝った後に取っておきたい」と話した。

今後の試合予定は次の通り。

【6日】①鈴鹿大―三重大3回戦(10時~、ダイムスタジアム伊勢)