御在所岳でロッククライミング男性滑落

【三重郡】1日午後2時20分ごろ、三重県菰野町菰野の御在所岳前尾根でロッククライミングをしていた鈴鹿市追分町、建設業男性(64)が約2メートル下に滑落し、別の登山客が119番した。

連絡を受けた四日市西署山岳警備隊員や地元消防隊員らが入山し、約6時間後に救助。男性は左肩や左足首にけがを負い、四日市市内の病院に搬送されたが命に別条はないという。

同署によると、今年は4月末現在で山岳遭難などの事故が3件(前年同期比5件減)発生。連休を挟み、登山者の増加も懸念されることから、事故防止に向けて入念な準備や計画の策定などを呼びかけている。