伊勢市と日本生命津支社が包括連携協定

【協定を結んだ鈴木市長と得田支社長(右)=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市と日本生命保険津支社(津市東丸之内)は21日、スポーツ振興や健康増進、地域活性化などに向けた包括連携協定を結んだ。

協定は、両者が連携することで、福祉の向上や地域活性を図ることが目的。少年野球教室の開催や、食育やSNS(交流サイト)などをテーマにした小学生向けDVD教材の寄贈などを計画している。そのほか具体的な取り組みは、今後協議する。同支社が県内の自治体と包括連携協定を結ぶのは、松阪市に続いて2例目。

市役所であった締結式で、鈴木健一市長と得田竜範津支社長(51)が、協定書を交わした。鈴木市長は「分野を超えた連携を心強く思う。さまざまな課題の解決、地域活性につなげたい」とあいさつした。得田支社長は「健康や長寿につながる取り組みなども考えたい。協定締結を機に、よりよい関係をつくっていきたい」と話した。