日本公庫・浅沼津支店長ら新任あいさつ 「脱コロナへ企業支援」 三重

【小林社長(左端)に新任のあいさつをする浅沼支店長(左から2人目)、月東事業統括(同3人目)=津市本町の伊勢新聞社で】

【津】政府系金融機関日本政策金融公庫津支店長に3月25日付けで就任した浅沼靖司氏(56)らが18日、三重県津市本町の伊勢新聞社本社に小林千三社長を訪れ、新任あいさつをした。

浅沼氏は同じく新任の同支店中小企業事業事業統括の月東康典氏(48)らと来社。コロナが5月8日から感染症法上の5類に移行することに触れ「消費行動が戻るには時間がかかる。加えてウクライナ情勢で原材料費の高騰が続いており引き続き万全の支援をしていく」とし「脱コロナに向け創業、事業承継、海外展開などを支援したい」と抱負を述べた。

月東氏は「原材料高のコスト上昇における価格転嫁含めた中小企業の資金繰りを支援し経営課題を解決したい」と述べた。

小林社長は明和町斎宮跡で進む麻栽培の復活プロジェクトに触れ「生長が早く多くのCO2を吸収すると注目が集まっている」とし「事業をやりたいという方がいたらサポートしてあげてほしい」と話した。