
【三重郡】任期満了(6月4日)に伴う三重県の朝日町長選は18日告示され、現職の矢野純男氏(72)=1期、柿=のほかに立候補の届け出がなく、無投票での再選が決まった。矢野氏は同町柿の選挙事務所で当選の報を受けると、午後5時40分ごろ、美紀代夫人(61)や集まった多くの支持者らと万歳三唱をして、喜びを共有した。
役場新庁舎建設検討継続、近隣市町との広域連携による災害対策、効率的な行政運営と健全で持続可能な財政運営などを公約に掲げて挑んだ町長選だったが、無投票で終わった。
矢野氏は「町はいろいろ課題もあるが、議員や町民の皆さんの協力をいただきながら、しっかりとした町政の運営をしたい」と抱負を述べ、2期目への意欲を見せた。選挙事務所には3市4町の首長や県町村会長の西田健紀宝町長、伊藤雅慶県議らが駆け付けて祝福した。