
三重県議会は18日の代表者会議で、9日投開票の県議選(定数48)を経た来期の会派構成を確認した。旧民進党系会派「新政みえ」の所属議員は21人で、最大会派を維持する見通しとなった。
第2会派となる自由民主党には19人が所属する予定。うち18人は県議選で自民の公認を受けていた。自民の公認は得ていなかったが、自民党籍がある松浦慶子氏(多気郡選出)も加わった。
県議選では新政みえが平成17年からの最大会派を維持するか、自民が奪還するかが焦点となっていた。自民党は改選後、自民系会派の草莽に合流を呼びかけていたが、草莽は存続を決めた。
一方、草莽の所属議員は改選前より2人少ない4人で、代表者会議の規程にある5人を下回ることから少数会派となる見通し。少数会派は代表者会議への出席や本会議での代表質問などが制約される。
他の会派構成は、公明党2人▽草の根運動いが1人▽共産党1人―で、いずれも所属議員数は改選前と同じ。新議員らは5月1日に初登庁する。来期の議会は同9日に開会し、正副議長選が同12日に予定されている。