津市長選、2氏が出馬へ 市議補選は5人が出馬予定

【津】統一地方選の後半戦で実施される津市長選(任期満了25日)と市議補選(欠員数2)は16日、告示される。市長選には無所属新人で建設会社社長の石川剛氏(49)と、4選を目指す無所属で現職の前葉泰幸氏(61)=自民、立民、公明、国民推薦=(50音順)が出馬を表明しており、選挙戦となれば平成23年4月以来、12年ぶり。投開票日は23日。

前葉氏の3期12年の実績が問われる選挙。前葉氏は市町村合併に伴い課題となっていた事業の推進や中勢バイパスの4車線化、久居アルスプラザの整備などの実績を強調。一方、大門など衰退が進む中心市街地の活性化、自治会問題を発端とした組織の内部統制などが課題となっている。

石川氏は新エネルギーの推進や水道事業の見直しによる料金値下げ、震災・水害に強いまちづくりなどを掲げている。

2人が県議選に出馬したことにより欠員が生じた市議補選(欠員数2)は元職1人、新人4人の5人が出馬予定。

立候補の届け出は16日午前8時半から午後5時まで市役所本庁舎8階大会議室で受け付ける。期日前投票は17日―22日午前8時半から午後8時まで市役所本庁舎と各総合支所など計10カ所で実施。19日―22日午前10時から午後8時までイオンモール津南でも行う。23日の投票日は午前7時から午後7時まで市内120カ所で実施する。

先月31日現在の選挙人名簿登録者数は22万4829人(男10万7906人、女11万6923人)。