「不審な電話は家族に相談」 亀山署ら詐欺被害防止呼びかけ

【買い物客に詐欺被害防止を呼びかける加藤課長(右)=亀山市菅内町のスーパーセンターオオクワサウス亀山店で】

【亀山】三重県警亀山署は14日、亀山市菅内町のスーパーセンターオオクワサウス亀山店で、特殊詐欺撲滅啓発活動を実施した。特殊詐欺撲滅員が協力した。

同署生活安全課の加藤和巳課長ら計九人は、同店の出入り口2カ所に分かれ、買い物客らに、オレオレ詐欺や架空料金請求詐欺など特殊詐欺の手口を知らせるチラシと啓発物品を手渡した。

加藤課長は「電話があった場合は、まずは落ち着いて、請求されたことを家族や警察に相談してほしい」とし、「家の固定電話を在宅中でも留守番電話に切り替えておくことで、被害を防止することができる」と話していた。

同署管内の今年3月までの特殊詐欺被害事案は計3件。架空料金請求詐欺2件と還付金詐欺1件で、被害総額は約280万円。