空に浮かぶランタン幻想的 津・榊原温泉さくら祭りで久居LC企画 三重

【置きランタンが並ぶ広場から上がる小型熱気球ランタン=津市榊原町で】

【津】ランタンに願いを込める「ランタンプロジェクト」が8日夕、三重県津市榊原町の湯の瀬イベント広場であった。「榊原温泉さくら祭り」の第二部として久居ライオンズクラブ(髙山拓未会長、会員40人)が実施。絵や文字を書いたランタン約300個を並べ、小型熱気球約30個を空に上げた。

同クラブの45周年事業で初めて企画。祭りを2部制にして昼の部で来場者が紙袋型のランタンに絵や願い事を書き、第2部でろうそくの明かりを入れ広場いっぱいに並べた。

小型熱気球のランタンは強風のため一般の参加を見合わせ、関係者のみで30個を上げた。薄暮の中、炎で暖められたランタンが空に浮かぶ幻想的な光景が広がった。

家族で訪れた滋賀県甲賀市の丸田大祐さん(41)は「ラジオで聞いて来た。ランタンづくりは楽しくきれいで温泉も入れてよかった」と話した。