三重県立看護大に113人入学 「最後まで努力」と宣誓

【入学式で宣誓する落合さん=津市夢が丘1丁目で】

三重県立看護大(津市夢が丘1丁目)は4日、看護学部と大学院看護学研究科の入学式を同校講堂で開き、看護師などを志す113人が新たな一歩を踏み出した。

同大によると、学部の入学生は101人で、うち県内からの入学者は77人。男性は3人で、昨年度より2人多い。大学院には12人が入学した。

式には入学生や保護者ら約200人が出席。落合美緒さん(19)が「県立看護大の学生として誇りと自覚を持ち、何事も最後まで努力します」と宣誓した。

片田範子学長は「皆さんはそれぞれがコロナ禍で経験したことを財産にして進むことになる。穏やかながらも活発に過ごしてもらいたい」と式辞した。

一見勝之知事は「看護師がいなければ医療は成り立たない。誇りを持って学んでほしい」と祝辞。「卒業後は県内の医療機関で働くよう呼びかけた。