「生きる」をテーマに版画 洋画家・伊藤さん作品展 菰野町のパラミタ 三重

【「作品を見て、何かを感じてもらえたら」と話す伊藤さん=菰野町大羽根園のパラミタミュージアムで】

【三重郡】三重県桑名市本願寺の洋画家、伊藤明淑さん(64)は18日、シルクスクリーンの技法を用いた版画を集めた作品展を、菰野町大羽根園のパラミタミュージアム1階、小ギャラリーで開いた。28日まで。小ギャラリーは入場無料。

伊藤さんは8年前から、版画の作品を発表している。今回は「Life―生きる」をテーマに、約3年の間に制作した中から選んだ29点を展示した。

大声で叫ぶ人の顔を連ねた大作や、ハクサイ、レンコン、ゾウをモチーフにした作品もある。

伊藤さんは「自由に作品を見て、何かを感じてもらえたらうれしいです」と話した。