「東芝写楽会」最後の写真展 桑名、3月末で活動休止 三重

【「ぜひ見に来てほしい」と呼びかける吉田会長(右)=桑名市大仲新田の川スミメガネ本店で】

【桑名】3月末で活動を休止するフォトサークル「東芝写楽会」(吉田三郎会長)の最後の写真展が24日、三重県桑名市大仲新田の川スミメガネ本店ギャラリーで始まった。3月2日まで。

同会は、東芝三重工場(朝日町)に勤務する写真愛好家とOBとで平成15年に結成。毎月1回例会を開き、年2回1泊2日の泊りの撮影会を催すなど、会員同士親睦を深めながら、互いに腕を磨いてきた。写真展は年2回、桑名市と朝日町で開いてきた。これまで精力的な活動を続けてきたが、会員数の減少と高齢化を理由に一区切りを決めた。

最終回となる写真展の会場には、会員5人の最新作を中心に30点を並べた。主に花と風景写真に取り組んでいて、紅葉や桜など四季を感じさせる写真が並ぶ。

吉田会長(79)は「力作をそろえた。今回で最後なので、ぜひ見に来てほしい」と呼びかけた。