五人五様の油水彩やアクリル画 四日市で「RAKU展」 三重

【作品を紹介する木下代表(左)ら=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市と菰野町在住の絵画愛好者5人(木下みゆき代表)は17日、同市安島の市文化会館第4展示室で、初の5人展「RAKU展」を開いた。自由なテーマで描いた油彩・水彩、アクリル画作品21点を展示している。19日まで。

木下代表(64)と山埜美智子さん(67)、増井美鈴さん(70)、樋口芳子さん(79)、竹中恵子さん(78)の5人。絵画歴12年から45年の5人は、それぞれ別の絵画グループに所属しているが、絵を通じて交流を深めており、今回が初の5人展となる。

白馬の背に乗る孫息子の初体験を描いた「初めての乗馬」、ベトナムの世界遺産景勝地チャン・アンクルーズ「洞窟巡り」などの油彩画が並ぶ。また、画面いっぱいに塗り重ねたパステルを削ってヒマワリを表現した「咲く」など、五人五様の個性あふれる作品が来館者の目を楽しませている。

木下代表は「作品を発表することで創作意欲がより一層高まります。描くことを楽しみながら、長く続けていきたいと思っています」と語った。