自衛官や高校生ら89人が腕競う 3年ぶり三重県青少年銃剣道大会

【新人戦の部優勝を目指して決勝に臨む選手ら=12日、伊勢市八日市場町のサンライフ伊勢で】

第30回三重県青少年銃剣道大会(県銃剣道連盟主催、伊勢新聞社など後援)が12日、伊勢市八日市場町のサンライフ伊勢で3年ぶりに開かれ、全国大会での活躍を目指して練習に取り組む自衛官や高校生ら、のべ89人が腕を競った。

鎗(やり)の突き技を源流とした武道で長さ166センチの木銃で対戦相手の左胸、のどを突いて勝敗を争う。国体の競技にも採用され、昨年の栃木国体では皇學館高銃剣道部の生徒らの少年男子県選抜が4位入賞した。

新型コロナウイルスの影響で2020年以来の開催。感染拡大防止のため場内出入り口のドアを開放して換気に努めたほか、選手らは防具の下にマスクをつけて試合を行っていた。

結果は次の通り。

【団体】①久居重迫中隊A(伊藤博基、野末竜、窪田祐紀)②皇學館高A③久居第1中隊C、伊勢

【個人】①中川颯人(愛媛県教育)②今川大樹(皇學館高)③窪田祐紀(久居重迫中隊)伊藤博基(同)▽新人戦 ①富野公晴(久居第4中隊)②野末竜(久居重迫中隊)③伊藤栄一郎(久居第1中隊)藤本蒼生(久居第4中隊)