携帯簡易トイレを三重県に寄贈 あいおいニッセイ同和損保が3千個 防災意識向上に

【目録を持つ山本部長(左から3人目)と感謝状を持つ加藤支店長(同4人目)=県庁で】

【津】あいおいニッセイ同和損害保険(東京都渋谷区恵比寿)は10日、役職員募金制度「MS&ADゆにぞんスマイルクラブ」の社会貢献活動として、携帯簡易トイレ3千個を三重県に寄贈した。

同募金制度は、役職員有志からの寄付額に、会社が上乗せする。同社では集められた募金から自治体や福祉施設への寄付や寄贈を続けており、県への寄贈は平成25年から10年連続となる。

県庁で贈呈式があり、同社三重支店の加藤亮二支店長が山本英樹・県防災対策部長に目録を手渡した。

加藤支店長は「三重県の防災活動に寄与できることをうれしく思っている。今後もさまざまな課題の解決に取り組んでいければ」とあいさつ。

山本部長は「災害時のトイレの確保は環境・衛生面において重要な課題。イベントや集客施設での配布を通して県民の防災意識向上に活用したい」と話した。