バレンタイン「愛ある入場券」販売 伊勢、伊賀鉄道や県外2社連携

【11日から500セット限定で販売する「IR(愛ある)相思相愛入場券セット」=鈴鹿市桜島町1丁目の伊勢鉄道本社で】

【鈴鹿】14日のバレンタインデーにちなみ、三重県内の伊勢鉄道と伊賀鉄道、千葉県のいすみ鉄道、岡山県の井原鉄道の地方鉄道4社は11日から、計500セット限定の「IR(愛ある)相思相愛入場券セット」を販売する。1セット千円(一人3セットまで)。販売期間は3月31日まで、売り切れ次第終了。

4社は社名の頭文字が、英語表記でいずれも「I」が付く鉄道(RAILWAY)というつながりで、今回「IR(愛ある)」鉄道会社として連携し、バレンタインに愛の告白をする全国の鉄道ファンを応援する企画を計画したという。

伊勢鉄道は鈴鹿駅、伊賀鉄道は忍者市(上野市)駅、いすみ鉄道は大多喜駅、井原鉄道は井原駅の各駅で販売し、それぞれの硬券入場券各1枚と専用台紙がセットになっている。台紙は一辺15センチの大きさ。入場券はハート型で、台紙は4社の鉄道車両が快走する風景をデザインした。各社125セットを販売する。販売時間は各駅で違う。

鈴鹿市桜島町1丁目に本社を置く伊勢鉄道は「各鉄道会社の入場券がセットになったものは珍しい。地方鉄道の楽しさを体感してもらえれば」と話した。

問い合わせは伊勢鉄道=電話059(383)2112=へ。