事故不申告の男性巡査を本部長注意処分 三重県警

私用車で出勤途中に事故を起こして申告せず現場を立ち去ろうとしたとして、県警は警察署勤務の30代男性巡査を本部長注意とした。処分は12月23日付で、併せて道交法違反(事故不申告)の疑いで同16日付で書類送検した。

県警監察課によると、巡査は昨年12月8日午後7時ごろ、出勤途中に市道上で一般車両と接触事故を起こし、そのまま一度は現場を立ち去ろうとしたが、追いかけてきた相手方に呼び止められたため、停車して事故を報告したという。双方にけがはなかった。

また県警は、正当な理由なく知人の車にGPS装置を取り付ける信用失墜行為をしたとして、同じく警察署勤務の30代男性巡査部長を本部長注意処分とした。

同警務課の担当者は「職員に対して法令順守と厳正な規律保持について指導徹底を図る」としている。