神戸高生が放送、弁論部門で高文祭へ 鈴鹿市長に健闘誓う 三重

【全国大会に向けて意気込みを見せる(左から)松井さん、橋本さん、伊藤さん=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】31日から東京都で開催する「第46回全国高等学校総合文化祭」の放送部門と弁論部門に、三重県代表で出場する鈴鹿市神戸4丁目の県立神戸高校放送部の部員3人が19日、同市役所で末松則子市長に健闘を誓った。同大会出場は3回目。

放送部門には、理数科3年の橋本小春さん(17)と普通科3年の伊藤朱音さん(17)、弁論部門には普通科1年の松井えみさん(15)がそれぞれ出場する。いずれも県大会で優秀な成績を収めて選ばれた。

全国大会で橋本さんは、同校非常勤講師2人の取り組みについて、伊藤さんは、生徒が地域と取り組んだイベントについて、松井さんはコロナ禍の学生生活で気付いたことについて、それぞれ発表する。

来庁した橋本さんは「緊張するが、今まで頑張ってきた成果を全部出したい」、伊藤さんは「最後のチャンスなので悔いがないよう大切に(原稿を)読む」、松井さんは「自分が納得できるような弁論ができるよう頑張る」と意気込みを語った。

末松市長は「神高放送部はいろんな分野で活躍が目覚ましい。新たな伝統をつくるためにそれぞれの成果を堂々と発表してきて。応援している」と激励した。